2019年7月6日土曜日

手にとって見られて触れる移動博物館・科学トークショー 夏休み初日に群馬県で開催

お申し込み先着40名に観察用水槽プレゼント1000点以上の博物コレクションと本物の標本教材を使った科学トークショー「手にとって見て触れる移動博物館」を夏休み初日の7月20日(土)・21日(日)に群馬県で開催する。対象は子どもから大人まで
講師は最年少サイエンスコミュニケーター吉田航輝さん(14) 、日本ではあまり一般的ではないハンズオン(博物館などで普段触れないものを触れる貴重な体験)講演会を各地小学校でのゲストティーチャーや理科教室で実施している。宇宙から微生物まで幅広い知識と大人顔負けのトークで会場を魅了する。7月20日(土)高崎会場 7月21日(日)前橋会場 両日とも定員40名 無料

ハンズオン(Hands-on 「手を触れる」)とは、体験学習を意味する教育用語。
実際に触れて五感を刺激することによって、より印象が刻まれる。


講師から:
みなさん、こんにちは。
吉田航輝です。夏休みにぼくの家にある、たくさんの面白いものを持って群馬までいきます。
特にクジラのひげ板などは、普段博物館のケースに入って触れませんし、オオグソクムシは遠くの水族館に行かないと触れません。深海のエビや、南極の石、美しいガラス海綿、貴重な世界一の大きな種。
これらは、お世話になっている人たちに譲ってもらったものです。お借りしたものもあります。

ぼくはみなさんに自然にあるものってとても面白いんだよ。
夏に向けて活動してくる昆虫だって不思議で神秘的なんだよ。
鉱石だって雷や隕石の熱で溶けたものもある。
くじらはとても頭が良くて他のくじらを助けてくれるんだ。

そんなことを伝えたくて色んなところで活動をしています。

みなさんとおはなしできるのを楽しみにしています。
ぼくといっしょにふしぎな自然科学の世界へいってみよう!



休み初日のイベントです。是非親子でご参加ください。(お子さんのみの参加も可能ですがその際には会場スタッフにお声かけください。安全管理の関係で、会場までの送迎はご家族または安全管理のできる大人の方にお願い致します)主に小学生のお子さん対象ですが、下に小さな弟さんや妹さんがいらっしゃる場合もおうちの方同伴が条件で受け付けますので、事務局までお声かけください。

20日開催の高崎会場は会議室の広さの関係で先着40名で閉め切ります(7月7日まだ空いてます)
21日開催の前橋会場は300名収容の大講義室のためたくさんのご参加をいただけますが、参加者に配布予定の観察用水槽は先着40名とします。(40名定員に達しましたがまだ募集しています)

募集要項などは 親子でおでかけ「いこーよ」に記載されています。
https://iko-yo.net/events/180683

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2005年生まれの吉田航輝さんは、 皆さんと年齢も近い都内中学校の2年生
幼少期から恐竜、化石、森の自然、 図鑑が大好きだったという好奇心はとどまることを知らず、伯父さんか30年かけて集め続けたという鉱物コレクションをすべて託されたことを皮切りに、たくさんの人達から譲ってもらえたり、自分で集めたりしていたもので、コレクションンは、もはや博物館レベル

こうしたコレクションを興味のある人達に公開しようと小学4年生の時に個展をした際、偶然やってみたトークショーが好評となった。

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小学1年生からの自由研究の数々や宿題にしていた科学日記14冊も持参し、惜しげもなく触らせてくれる形のトークショーには、 子供はもちろん大人も夢中になること間違いなし。

1メートルほどのノコギリエイの吻てなに?
2メートル70センチのセミ鯨の髭?
ライオン殺しと呼ばれる植物の種って?
飛ぶ種ってすごい?
マンボウのふしぎ?
世界一大きな種って!?
生きている深海生物「オオグソクムシ」までいるの?

はてさて、群馬のみなさんはどんな話が聞けるのかな。
親子でも、子どもだけでも!中学生も!
夏休みの自由研究の参考にいかが?
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国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」
前橋市・高崎市・安中市教育委員会 後援
2会場にて開催
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■日時 2019年7月20日(土)13:00~15:00 
■会場 高崎労使会館第3第4会議室
■住所 高崎市東町80-1
■電話 027-325-1598
■駐車場あり
【対象:小・中学生~大学生】
【各会場定員:40名】
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■日時 2019年7月21日()13:00~15:00
■会場 群馬大学 大講堂(300人収容)に変更になりました
■住所 前橋市荒牧町4の2
■電話 027-220-7223
■駐車場あり
【対象:小・中学生~大学生】
【各会場定員:40名~】
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【内容】
■1時間目「海は地球の源〜すべての生命はつながっている①〜
■2時間目「植物や昆虫の戦略〜すべての生命はつながっている② 〜
■3時間目自由研究や日記大公開&トーク&何でも聞いてみようさわってみよう( 質問タイム)

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吉田こうき
講師プロフィール
2005年生まれ
2008年   恐竜に興味を持つ~宇宙・人体・海・植物・地底など
2014年4月 伯父から化石などのコレクションを託される
2015年8月 航輝の博物個展(東京大森アートスペース)【小学4年生】
2017年6月 農文協でトークショー(東京神田神保町)【小学6年生】
2017年8月 航輝の博物個展2 (東京五反田)【小学6年生】
2017年10月  朝日小学生新聞で、「すごい小学生」 として紹介される。
2018年2月 兵庫の小学校でゲストティチャー【小学6年生】
2018年8月 大阪の理科教室で講師を勤める【中学1年生】
2018年9月 東京湾ホエールズ1周年記念(東京八丁堀 SOUND&BAR)トークショー【中学1年生】
2019年5月 静岡の小学校のサイエンスプロジェクトで講演会 【中学2年生】2019年5月 静岡新聞にて
サイエンスプロジェクトが掲載される
2019年7月 群馬大学 大講堂・高崎労使会館の2会場にて 科学トークショー

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予約受付申し込みフォーム


または、

①参加希望会場
②氏名
③保護者氏名
④性別
⑤住所
⑥学校名
⑦学年
⑧携帯または自宅電話

を記載して下記のメールまで

【問い合わせ】事務局 森泉まで
■地区エリア前橋市・高崎市
■主催:西毛子ども教室・青竹こども体験教室
■後援:前橋市・高崎市・安中市教育委員会
■連絡先Eメール:marimorimaryu@nfty.com
■TEL:090-5524-8101※「いこーよを見て電話しました」とお伝えいただくとスムーズです

夏休み初日のイベントです。是非親子でご参加ください。(お子さんのみの参加も可能ですがその際には会場スタッフにお声かけください。その際には安全管理の関係で、会場までの送迎はご家族または安全管理のできる大人の方にお願い致します)主に小学生のお子さん対象ですが、下に小さな弟さんや妹さんがいらっしゃる場合もおうちの方同伴が条件で受け付けますので、事務局までお声かけください。

2019年6月30日日曜日

博物フェスティバル2019年7月開催


博物フェスティバルをご存じですか?
毎年行われる
自然科学好きな人のお祭り!

2019年7月20日(土)・21日(日)東京九段下武道館横科学技術館にて開催!

いろんなジャンルの生き物作家さんや、研究者や、会社が出展します。
年々規模が大きくなりまして、
東京の博物ふぇす
関西のいきもにあ
かってかんじですな。


https://www.hakubutufes.info/




中でも個人的に注目の出展者はいくつかありますがそちらをご紹介。
リンク先はツイッターになります。

dhubeさん

様々な博物画を取り扱っています。
日本では品揃え一番なのではないでしょうか?
とても博識な方なので、色々質問されると良いでしょうか?

UMEさん

ステンドグラス作家さん。
ニッチな生き物を中心に素敵な作品を作られています。

明星堂さん

博物寄りのヴンダーカンマー標本雑貨。
タンポポの綿毛を電球やフラスコに
チョウチョ入り三角紙のしおりなどを販売されています。

Effeさん

漂流物を美しくアクセサリにされています。
今回は50冊会場限定の『東京湾漂着物図鑑』
お見逃し無く!

会場はさらに広くなって
一日ではとても見切れないでしょう。


はじめましてでオオグソクムシ

管理者Boooです。

大人になってからいろいろと目覚め、
なんだ、こんな面白い世界があったのかと
自然科学にまつわる面白いものを発信していければと思っています。

1発目の記事は
現在我が家で飼っているオオグソクムシ
静岡にある深海漁師さんから譲っていただいたものです。


オオグソクムシ深海150mから600mに棲んでいて、普段は砂に潜ったり、
クジラなどの骨にいるとのことです。

丘にいるダンゴムシが骨を食べているのを考えたら、おおきくなるには当然カルシウムが必要ですよね。

家で飼っているのは2019年6月の時点で18匹。
一匹は弱っていたのか、共食いされてしまいました。

飼い始めたのは、2017年冬のこと。
最初は焼津のふるさと納税からでした。
グソクムシ5匹食用!

なるものにつられて我が家へと送られてきました。
しかし!
かわゆい姿を見たらたべられず。そのまま飼うことにしました。

飼い始めて思ったこと。




グソクムシは、とってもかわいいです。あるときは、シャコのように泳ぎ、ある時はダンゴムシのように歩きまわる。

少ない数を買っているときは、結構アクティブに泳いだり動いていました。
しかし、動きすぎたのか、弱るのも早かったです。2月から飼い始めお盆までには弱っていました。
7ヶ月ですね。

今回は20匹近くで飼っていると、体内時計が働くのか、あるときにはおとなしく、あるときには一斉に動き出します。
たぶんそれは、自然下では集団でいるから、餌の少ない深海でなるべくエネルギーを使わないようにしているのかと思われます。





写真のこの子は、共食いされてしまったので
グリセリン標本にしてみました。


肝心のどうやって飼っているの?
という質問にお答えすると、
水温は10度すこし。
冷蔵庫で飼っているかたもいますが、
我が家はクーラーボックスに穴を開けてぶくぶくが入るようにしています。
冷やした海水とペットボトルの氷ですが、温度変化は素人なのでしょうがないってことで。試行錯誤しています。

自作フィルター
100均のタッパーを買ってきて大きなものに改造してつけています。
そのおかげでほとんど汚れなくなりました。

餌は2ヶ月に1回くらい
青魚を少しづつ切り、冷凍しておきました。

海水の比重も時々測っていますが、
水槽と違い、蒸発しないので大丈夫でした。

海の無脊椎動物などは、
魚と違い、塩分濃度が上がるとすぐにだめになってしまうので、
ウニや、海シダ類も注意が必要です。




おまけ

3月に静岡に行ったときに、
漁港の市場へ行きました。

その中に、グソクムシせんべい  
なるものがありました!

初級・中級・上級とあります!
初級は、普通のサラダせんべいでした。
中級は、粉末入り、
上級は そのままプレスしてあり、
固くてどうよってかんじ?笑
ネタ的に面白いのでぜひいかがでしょうか?




原材料のグソクムシさん 冷凍