大人になってからいろいろと目覚め、
なんだ、こんな面白い世界があったのかと
自然科学にまつわる面白いものを発信していければと思っています。
1発目の記事は
現在我が家で飼っているオオグソクムシ
静岡にある深海漁師さんから譲っていただいたものです。
オオグソクムシは深海150mから600mに棲んでいて、普段は砂に潜ったり、
クジラなどの骨にいるとのことです。
丘にいるダンゴムシが骨を食べているのを考えたら、おおきくなるには当然カルシウムが必要ですよね。
家で飼っているのは2019年6月の時点で18匹。
一匹は弱っていたのか、共食いされてしまいました。
飼い始めたのは、2017年冬のこと。
最初は焼津のふるさと納税からでした。
グソクムシ5匹食用!
なるものにつられて我が家へと送られてきました。
しかし!
かわゆい姿を見たらたべられず。そのまま飼うことにしました。
飼い始めて思ったこと。
グソクムシは、とってもかわいいです。あるときは、シャコのように泳ぎ、ある時はダンゴムシのように歩きまわる。
少ない数を買っているときは、結構アクティブに泳いだり動いていました。
しかし、動きすぎたのか、弱るのも早かったです。2月から飼い始めお盆までには弱っていました。
7ヶ月ですね。
たぶんそれは、自然下では集団でいるから、餌の少ない深海でなるべくエネルギーを使わないようにしているのかと思われます。
写真のこの子は、共食いされてしまったので
グリセリン標本にしてみました。
肝心のどうやって飼っているの?
という質問にお答えすると、
水温は10度すこし。
冷蔵庫で飼っているかたもいますが、
我が家はクーラーボックスに穴を開けてぶくぶくが入るようにしています。
冷やした海水とペットボトルの氷ですが、温度変化は素人なのでしょうがないってことで。試行錯誤しています。
自作フィルターは
100均のタッパーを買ってきて大きなものに改造してつけています。
そのおかげでほとんど汚れなくなりました。
餌は2ヶ月に1回くらい
青魚を少しづつ切り、冷凍しておきました。
海水の比重も時々測っていますが、
水槽と違い、蒸発しないので大丈夫でした。
海の無脊椎動物などは、
魚と違い、塩分濃度が上がるとすぐにだめになってしまうので、
ウニや、海シダ類も注意が必要です。
おまけ
3月に静岡に行ったときに、
漁港の市場へ行きました。
その中に、グソクムシせんべい
なるものがありました!
初級・中級・上級とあります!
初級は、普通のサラダせんべいでした。
中級は、粉末入り、
上級は そのままプレスしてあり、
固くてどうよってかんじ?笑
ネタ的に面白いのでぜひいかがでしょうか?
原材料のグソクムシさん 冷凍
す…すごいっ。巨大ダンゴムシ。ナウシカのオームを思い出しますね。ちょっと怖い?
返信削除開設早々ありがとうございます。
返信削除怖い?ですか?藁
キモかわいいというんですよ藁